とっても興味深い映画でした。

ストーリーがどうとか、演出がどうとか俳優がどうとかではないです。

そういう意味では、決して面白いものではないし、感動するものでもない、観終わって不快で後味の悪い嫌な気持ちになる。

映画鑑賞『BABEL/バベル』

ファイル eiga20070501.jpgこれはヒューマンドラマ。
そして、この映画のメッセージを人々がどう受け取り感じるか!
に期待し訴えかけている。

サブタイトル(?)は
"2007年、世界はまだ変えられる!!"

多くの人々がこの映画を観てどう感じ、どう思ったかによっては、「世界は変われる」かもしれない。
でも、特に日本ではこの映画を面白くないって切って捨てる人が多いだろう。
だとしたら、あのサブタイトルは
"2007年、やっぱり世界は変われない!"
という裏タイトルに早代わり・・・

これ、僕にとっては、同じブラピがでてた映画「セブン」と同類かな。
「~無関心が美徳~」のシーンが特に思い浮かばれた。

各国で起こる大人と子供を絡めた問題。
(ストーリー的にどう繋がっているかとかは、重要なことではないので別にどうでもいい。)

これらは、現実的な問題だと思うし、実際に起こりうる(起こっている?)問題だと思う。

各国の子供達が色んな形で病んでいる。
遠い過去~現代までの大人(人間)達が作り上げてきた社会のせいで。

社会が本来の人間(バベルの塔以前の、一つの生物的な人間)的な部分を取り戻して、一つにならなければ世界は・・・

という訴えかけなんだ思うんだけど、
難しいな・・・

ブラッド・ピット、役所広司ほか、そうそうたる俳優陣と肩を並べ、ほぼ無名だった菊地凛子が存在感溢れる演技を披露。4つの国で生きる人々のドラマが見事に交錯する。モロッコを旅行中のアメリカ人夫妻、リチャードとスーザン。ふたりがバスで移動中、地元の子供が放ったライフルの弾がスーザンの鎖骨に命中する。同じ頃ベビーシッターのアメリアは、メキシコで行われる息子の結婚式に出席するため、夫妻の帰国を待つが…。

数百人がそんな風に思ったところで、大半の社会的に重要な人々が、「無関心」を実行してしまうだろうから。

現代の正しい(?)大人は、自分に直接起こっている問題以外には「無関心が美徳」だからね。

映画という媒体での訴えかけでは弱すぎるということだな。

やっぱり、全ての人々が無関心でいられなくなるような「直接的な問題」が発生し、それに対して、一つになれるような「何かのきっかけ」が必要なんだろう。

「沈黙の艦隊」で海江田艦長がとったような行動とか・・・

これから観る人は、宣伝等による先入観を持たずに観たほうがいい。

日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海自一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。が、海江田は突如、試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行する。米軍は「シーバット」を敵と見なし、撃沈のため第3、第7艦隊を南太平洋に集結。しかし、大胆にもシーバットは艦隊中最大の空母「カールビンソン」の目前に堂々と浮上。独立国家「やまと」を全世界に向けて宣言したのだった。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事