あらためてビックリです!
なにがっ?て、海ごとではないんですがね。
"木"の不思議・・・楽器のはなし。
もくじ
あらためてビックリ|ギターネック・指板の木材と音質
2本のエレキギターネックを交換しました。
ワーモス/Warmoth製ネックに交換|パーフェロー指板&メイプル指板
まずは、ずーっといじくり続けていたシャーベル/CHARVEL改造ギター。
メイプル指板の音とグリップが気に入らなかったので、
『メイプルonパーフェロー指板』ネックで、
ストラトタイプのリバースヘッドに交換。
一方、
FenderJapanのストラトには
『メイプル1ピース』ネックで
同じくリバースヘッド。
ストラト系はリバースヘッドが好みです(^^♪
ネックを木材から自分で削って...
など出来たらいいな~と思うのですがカスタムショップから購入しました。
注文先のショップは
かのエディ・ヴァン・ヘイレンも初期の頃にここのネックを取り付けて使っていたともいわれる有名なUSAメーカーです。
ワーモス(英称:Warmoth Guitar Products, Inc.)は、アメリカ合衆国ワシントン州の楽器製造会社。フェンダーライセンスド工場である。
1974年にKenneth WarmothとLynn Ellsworth、John Faddenの3人で、ギターのボディやネックなどの木材加工サービスを始める。1978年に会社組織としてBoogie Bodiesを立ち上げた。 設立当時は、ウェイン・シャーベルとの関係が深く、ショップに納入したり組み込みを委託し、Mighty Miteからギターやベースを販売もしていた。この頃、顧客にはエリック・クラプトンやエドワード・ヴァン・ヘイレンなどがいた。
1980年に創業者の一人であるLynn Ellsworthが辞職し、それをきっかけにBoogie Bodiesは解散し、残りの従業員と共に新しくワーモスとして会社を立ち上げた。 その後、ペンサ・サーやヴァレー・アーツ、サドウスキー、ヤマハなどの様々なメーカーからカスタムギターの下請け製造を受注することとなった。当時の同業者としてはシェクター(トム・アンダーソン)やラシド(ゴダン)などがいる。
ヘッドに『Warmoth』もしくは『Fender』デカールを貼ろうかと思ったけど、
両方とも少しだけどバーズアイ(木目)が綺麗にでているので、このまま何も貼らずにおくことに。
ネック材とボディーのピックアップタイプのマッチングについて
これまでにアレコレ試してきた結果、
◎ハムバッカーPUにはエボニー~ローズ系指板
が自分の中では好みだというのが判明。
よってシャーベル改ボディー方へは、
エボニーとローズの中間的な音だというパーフェロー(Pau Ferro)という材の指板にした。
ローズのトーンニュアンスを残したままハイ寄りな感じで、当たりだった!
ちなみに、パーフェロー材ネックのギターを好むギタリスト!
すぐに思い出す大好きなギタリストはWingerやWhitesnakeのレブ・ビーチ(Reb Beach)。
間奏ソロでは、アームやライトハンド奏法などのレガートな弾き方を得意とするスーパーギタリストです。
繊細なフィンガリングタッチに対してシビアに反応するレスポンスよい指板材!
という感じです。
それはまあおいといて次です。
無塗装のままのネック取付での音質
ここで問題なのはネック全体が"無塗装"なことです。
ギターする人で、無塗装ネックのギター弾いたこと有る人が中にはいるかもしれませんが・・・
凄い!!
ハイの音の出方が全然違う!
(CDとカセットテープの差以上!?)
弦に触れる前から音が出てしまうような・・・
立ち上がりの切れとサスティンが凄いんです。
歪ませたアンプでの話しですけどね、シャコシャコとカッティングし始めたら、病み付きになって止まらない・・・
まあ、塗装だけの問題ではないと思うし、好みが分かれるところだろうけど・・・
僕的には、持ってるギター全部のネック塗装を剥がしたろかなーっ、てくらい良かった。
ただねー、日本の気候を考えると、表面処理を何かしていないと、四季の湿気・乾燥に"木"が耐えられない、というのが一般常識。
なので、パーフェロー指板の方のメイプル部分にだけ、薄くオイルフィニッシュすることに。
結果、やっぱりハイが少し落ちた・・・
指板面は無塗装だからか、影響は少ないんだけど残念。
こうなってくると、メイプル指板の方へは何も塗りたくない。
メイプルは塗装しないと、すぐに汚れて黒くなっちゃうのは解ってるんだけど、でも塗りたくない!
どうなることやら・・・
あとは、まだドッグ入りしているテレキャスター。
丁寧なラッカーフィニッシュの音がどんなだか期待が膨らむ(^^♪
その他の画像
2007年5月撮影海フォトギャラリー|南紀白浜スパダイブ