ギターコレクターではないけれど・・・ギター紹介|11/28/2006

ヒマです。
でも焦りは禁物。
焦っては何も生まれません。

ということで、ヒマに託けて、ここんとこギターいじってばかり。

ギターコレクターではないけれど・・・

ここ数年ご無沙汰ギター熱が戻ってきました。
手入れして「弾きまくる」。
奏でるのではありません。シールドをアンプに差し込んで、我流スケールをキュルキュルシャコシャコしまくりです。

とここで今お店に置いてるギターの紹介でもしようかと・・

Fender Japan RICHIE KOTZEN/リッチー・コッツェンモデル:TLR-155RK

今一番手にしてるのが最近手に入れた、写真真ん中右のfenderテレキャスター(RICHIE KOTZEN/リッチー・コッツェンモデル)。
軽量アッシュの表面にメイプルをラミネートしたボディーにメイプル極太Uネック。

超絶なテクニックを備えたギタリスト、リッチー・コッツェンのシグネチャー・モデル。彼のハイテクニカルなプレイを確実にサポートする仕様を持たせたテレキャスター。 非常に太い仕様となったサテン・フィニッシュ・ネック、スーパー・ジャンボ・フレット仕様となっています。 ネック側ピックアップには、「TWANG KING」、ブリッジ側には「CHOPPER T」を搭載し、特殊配線をして多彩なサウンドバリエーションを確保しています。

その昔、アッシュ-ラッカーフィニッシュのテレキャスターにリアハム&フロイドローズトレモロ付きオリジナルギターを持ってましたが、これが厳しくて・・
何が厳しいって、ボディーは生音でよく鳴ったんだけど、アンプを通すとピーキーで硬くて、演奏者のルーズを全く許してくれなかった。
pickupはそれこそ持ってた6、7種類全部つけてみたけど期待した音にはならず、結局手放してしまった。
それ依頼テレキャスターへの興味がなくなってしまってた。

ちょっと前に、シングルコイルが弾きたくなって、でも持ってるストラト(中央左)はボロボロで・・・
で浮かんだのがやはりリッチー。

意匠も美しいし!とこれが大当たり!
確かにボディーの鳴りは良くないけど、ネックはよく鳴る。
このネックとボディーのバランスは、何となくmusicmanのEVHモデルと似てる。共に表面メイプルラミネートボディーとメイプルネック。
どういったらいいか、音自体はそれほどいい訳じゃないけど、アタック音とボディーの鳴りに微妙なズレがあって、アタック音的には演奏者に厳しいけど、出てきた音はあったかいというか・・・
まあ、簡単にいうとピッキングのミスは許してくれないけど、レガートなフィンガリング弾きの時にはレスポンスよく拾いだしてくれるって感じかな。
今はこの娘と遊んでるのが一番楽しい(^^♪

ギターコレクターではないけれど

washburn/ワッシュバーンのNuno Bettencourtモデル『N4』と『N4 DARK』(Padauk材仕様)

現在一番好きなギターは。
画像両端のwashburnのN4(ヌーノベッテンコートモデル)。

エクストリーム、ソロで活躍しファンを魅了し続けるギタリスト、ヌーノ・ベッテンコート。2009年より当社からの要望で始まったDAVIES仕様から3年、より忠実にNunoの所有するオリジナルのN4に近づけるべく開発された「N4 AUTHENTIC」です。N4XX、N4 Walnut、N4 Korinaに採用されたプロファイルネックはもちろん、Nuno本人所有のN4に可能な限り雰囲気を近づけるべくステッカーの剥がれ具合や、一部がゴトー製に交換されたマシンヘッド、D-TUNA搭載など、ファンが待ち望む究極のスペックを実現することに成功しました。ネック・ポジションにSeymour Duncan ’59モデルが搭載。’59は非常に扱いやすく、ウォームでクリアなトーンとスムースなサステインが特徴です。リア・ポジションにはヌーノのギターサウンドの要とも言えるBill Lawrence L-500を搭載。ただ出力の高いピックアップではなく、エフェクターのノリがよく、クリアでバランスがいいサウンドを奏でます。

これはほんと最高のギター!!
材質違いで3本所有してます。

画像左端はwashburn JPN製アルダーボディー+メイプルネック+エボニー指板。
右端はwashburn USA製パデューク/Padaukボディー+パデュークネック+エボニー指板。
ここにはないけど、washburn USA製スワンプアッシュボディー+メイプルネック+エボニー指板もあって、一番好きな音がするのがこのアッシュのやつ。

でも、最近のヌーノ的な「腰のある鼻詰り音」や、3rd.の時のdokkenジョージリンチ風な音が気持ちよく出てくれるのはパデューク。

でもこれ重い・・・
しかし、このパデュークは独特のいい音がする。
太い低域とレスポンスのいい中広域と程よい円やかさ。
アッシュも中広域のレスポンスと伸びはすばらしいけど、低域の円やかさは薄い。
どっちもいいな。

ちなみに、パデューク/Padauk材は
「加工の際などに舞う粉塵を吸うと発がん性があり危険!」
などといわれるようになってから市場流通が激減しました。

もしかしたら今後パデュークのN4は市場価値がもっと上がるかもです。

【Washburn通信】第6回 ヌーノが使うN4 Padaukってどんなギター?

比べてアルダーは腰がない・・・
その分高域がよく出てシャープでミスにやさしい音かな??
何れにしても、このモデルはたぶん外れることがない!と思えるほど、どれもよく鳴る(生音も)。
パテントのネックジョイント方式によるところが大きいのだろう。
(あと、マホガニーボディーのやつが出ててそれにちょっと興味が・・・持ってる人いたら弾かせてくれないかなー)
ギターコレクターではないけれど

Fender Japan ストラトキャスター(JVシリアル)

最後に白いFenderストラト。
20年近く前に、バイト先のマスターからいただいたジャンクに近いもの。
(ボディーはUSA製だっていってたけど???)

おそらくアルダーボディー。
当時から反り返ってたネックはメープル+ローズウッド指板。
Fender Japan JVストラト
ネックの反りは完全に調整出来る許容範囲を超えていたので、そこは思い切って自主改造することに。

彫刻刀を持ち出して指板へ溝堀り加工。
そう。
当時の(今も?)ギターヒーローYngwie Malmsteenの真似して2ヶ月かけてスキャロップ加工してみました。ちょっぴり反りが直ることを期待して。

ベストセラーを続けるイングヴェイ・マルムスティーンのシグネイチャーモデルが登場。深くスキャロップドされたネック指板、ブラスナット、Seymour Duncan STK-S10N YJM Furyなど、彼のこだわりが凝縮されたモデルです。

感想:ギターの指板なんてものはすごく硬い木が貼ってあって、それを手加工で削ろうなんてアホがやること!です。
彫刻刀は3本つぶしました・・

しかし!結局反りは直らなかった。
pickupももちろんDiMarzioのHS3に!
ついでにピックもダンロップ製のYngwieと同じものを使ってハーモニックマイナースケールをテュルルル~ってやると、それなりにそれ風に聞こえます。
一度お試しアレ!

その他のギター

他にMUSICMANのEVH(エディーヴァンヘイレン)もあるけど、これは意匠がとても美しいということで、完璧にコレクション化してて殆ど弾かない。
musicman EVH
もう一つ学生の頃に、当時のもう一人のヒーローWARREN DeMARTINIの影響大で初めて新品購入したCharvel/Jacksonの1ハムストラト。
アッそうそう、IbanezのHSHストラトも。

どれもボディー材はバスウッド。
バスウッドの音ほど面白くないものはない。pickup交換攻撃に走るのは必ずこの材・・
EVHは表面の貼メイプルと合わさった音ニュアンスが面白いけど。

ちなみに、メイプルトップ/マホガニーバックのレスポールタイプを持ってたこともあるけど、1.重い、2.ミディアムスケールなので、これに慣れるとストラト系が弾きにくくなる、3.音が好みじゃない。という理由で早期に手放して依頼一度も興味が湧かなくなった。

総括すると、エレキギターは
◎意匠は、fenderタイプ
◎ボディー材は、アッシュorパデュークorメイプル
◎指板は、メイプルorエボニー
◎pickupは、バーブレード式
のものが個人的に好きです。
結果的に。

長々とお付き合いありがとうございました。

ちなみに、うちのお店は楽器屋さんではありませんが悪しからずm(__)m

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