テレビなどの宣伝にまんまと乗せらて?観にいってきました。(特にキムタクが好きではないですが・・)

映画鑑賞|武士の一分

期待を裏切ることなく面白かったです。

『誰にでもある日常こそが、いちばんかけがえのないもの』

というのがこの映画のメーンテーマ。

時代劇特有のお涙頂戴ものでもなく、チャンチャンバラバラものでもなく、普段は中々気付くことのない、ありきたりな日常の幸福に焦点をしぼり、それが失われていく様、苦しみ、「武士の一分」に生き甲斐(死に甲斐)を見つけて鍛錬し、成就した後、事を理解した主人公のもとに幸福が戻ってくる。

というラブストーリーで感動できました。

ラストシーンでは、目は見えなくなってしまった主人公だけれど、今後子供達への新しい剣術指南をするという夢を叶えながら幸せに暮らしていくんだろうなーと想像させられました。

"いちばんかけがえのないもの"
これは、きっと一度失ってみて初めて理解できるものなのだろう。

ところで、日本映画を観にいくと、いつも「音」が耳障りで嫌な印象が残るんですが、今回それは無かった。

海坂藩の下級武士、三村新之丞は最愛の妻・加世とつましく暮らしていたが、新之丞が失明した日から平和な日々は暗転してしまう。自害しようとする夫を必死に思い留まらせる加世は、愛する夫のために罠にはまり…。木村拓哉を主演に迎え、監督・山田洋次×原作・藤沢周平「盲目剣谺返し」(「隠し剣秋風抄」文春文庫刊)で贈る、時代劇三部作の最後を飾る作品。「松竹ブルーレイ セレクション 第2弾!」対象商品。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事