昨晩、前同僚と男二人でこの映画を観てきました。
戦争映画です。

映画鑑賞|父親たちの星条旗

クリントイーストウッド氏が監督として、硫黄島での日米間の攻防戦を「アメリカ視点」と「日本視点」の両方で描いたもののアメリカ版。

こういう映画の感想を書くのは難しい・・・

いっぱい人が死ぬ。
残酷なシーンも多数。
政治的な裏事情。
人は何のために戦い何のために死ににゆくのか??

日本兵は当時の国の常識によって強制的に!という部分もあるだろうけど、アメリカ兵は??
わざわざ自国から遠く離れた敵国へやってきて、28686人もの死傷者を出しながら戦い続けた。
(現在の世の中でもイラクのこととか・・・)

硫黄島に星条旗をたてた場面が写真になり、一躍英雄扱いされた被撮影者3名の実態は、政治家によって国の資金集めのために担ぎ上げられた宣伝マン。

それでも戦い続ける。

実際、自分をそういう状況に置き換えてみて、戦いにいけるのか??
・・・いけません。
愛国心は?
愛国心だけで死ねる人がいるんだろうか・・
でも、唯一例外があるとしたら、
かけがえのない人達を守るために、それ以外の方法がないのだとしたら!
たぶんいくだろう!

こんな思考っていうのは男女で違うものなんですよね。
殆どの女性はこうは考えないだろうから・・・
(だから女性戦闘員は限りなく少ない・・)

この映画でも、戦争の悲惨さとともに、愛する人達を守るために戦って死んでいったたくさん男たちと、愛する人を戦争で失った女性たちという絵が描かれてた。

男性不要説というのも一部ささやかれてるようですが、男性が存在しなければ戦争は起こらない???

来月上映予定の日本視点の

「硫黄島からの手紙」

も観たくなりました。

ちなみに、硫黄島から帰還した方の当時の日記が公開されてました。
一読の価値有り。

祖父の硫黄島戦闘体験記

アカデミー賞受賞監督クリント・イーストウッド最新作。製作にスティーブン・スピルバーグが名を連ねる。硫黄島2部作とは、第二次世界大戦の大きな転機となった悲劇的な硫黄島の戦いを、日米双方の視点から描く前例のない2部作。アメリカ側の方面から戦争というものを捉え、一貫し、戦争の虚しさを伝えている。善と悪の区別なく、戦争をリアルに、そして物悲しく描いた秀逸の作品。

関連作品:硫黄島からの手紙

硫黄島2部大作の後編。
日本側視点の映画。

クリント・イーストウッド監督が太平洋戦争で壮絶を極めた硫黄島での戦いを日本側から描いた硫黄島2部作の第2弾「硫黄島からの手紙」。5日で終わるとされた、アメリカ軍との硫黄島での戦いを36日間戦い抜いた男たち。彼らが残した届くことのなかった手紙が今、届けられる。出演は渡辺謙、二宮和也、伊原剛志ほか。

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