期待以上に楽しめた映画でした。
映画鑑賞|蒼き狼 地果て海尽きるまで
まず、画面いっぱいに体感できる、あの緑の大平原と青い空、青い群集・・・
実に壮大で、是非ともあの場所に行ってみたいって気分にさせられました。
それと音。
映像と一体になって全身で快感(?)を味わえました。
エンディングソングが流れ始めるまでは・・・・
日本映画にしては、めずらしく音が良かった!
と気分良く余韻に浸ろうと思ったら、なんなんだ!この安っぽい音は!!
いえいえ、歌とか楽曲とかのことではなく音響の話です。
3次元的な世界から、一気に2次元(というか1.5次元?)に変わってすっかり興ざめ。
腹立たしく思いながら納得もいかず、最後までエンディング聞きながら、スクロールしていく文字を眺めていると、
「エイベックス」
という文字が・・・
なるほど。
しかし、あの取ってつけたような歌謡曲。
ちゃんと全体にマッチするように、リミックスくらいしてくれよ!
って思いました。
折角タイタニックを思わせるようないい楽曲なのに、肝心の音が・・・もったいない。
さて、観てる途中、どうしてもドラマ「華麗なる一族」が頭の中に浮かんで消えて・・
チンギスハーンは、育ての父親と血の繋がった子供なのかどうかわからない。
そして、チンギスハーンの息子は、彼と血の繋がった息子なのかどうかわからない。
息子が死んでしまって初めて愛情を爆発させる父親。
反町隆史の演技は好きではないけど、クライマックスシーンの戴冠式の時の彼には見とれてしまった。
あと、好きなんですよねー、菊川怜。
かわいかった。韓国のARAっていうこも良かった(^^♪
最後に、景色と一体となってとてもきれいだった青い旗。
旗に描かれているのは、鷹だか鷲だかの鳥。
なんで狼じゃないんだろう?
って疑問が、ず~っと頭から離れなかった。