いい天気が続いてますね~。
太陽の日差しは暖かく(暑いけど)、風が程ほど涼しく、水に浸かると気持ちいい。
そんなダイビング日和なコンディションでにREDコースになりました。
今日は、途中で上半身裸で海に入ってみたのですが全然大丈夫でしたよ。
ていうか気持ちよかった(^^♪
実際海水浴してる人達がみんな水着で泳いでいるのを横目で見て、
「まだ水着は冷たいヤロ~・・・」
なんて心中では思ってたんですが改めます。
水温は24.1℃でウエットスーツで全く快適でした。
透明度も10m前後はあり、青い熱帯魚やアジの群れが沸いてました。
アオリイカの卵の房が岸へ打ちあがってたり・・・
2009年6月撮影海フォトギャラリー|南紀白浜スパダイブ
PADIレスキューダイバー(RED)スクール開催
さて、今日はPADIのレスキューダイバーコース初日。
予定では「午前中早くに学科の答えあわせを済ませて昼前から海に入り、夕方前に解散」という感じだったのですが、「仕事が忙しくて・・(僕的には羨ましいかぎりですが(^_^;)」ということで、受講生の予習が不十分かつ、前夜遅くまで勉強されていて体調もいまいち、な状態でスタート。
結果、遅れ遅れの上、昼過ぎから開始した海の方でもつまずいたり・・・
ということで、1日延長が確定してしまいました。
(あと30分あれば・・・な状態までは持っていったのですが時間切れで)
ここで、これからダイビングのライセンス取ったりする予定の方に宛てて少し。
PADI自宅学習システムについての補足
PADIのダイビングスクール全般にいえることですが、「基本的な知識を身に入れる方法として、事前に適切な教材を活用して自宅で予め学習し、"知識的な準備が整った状態"でスクールに参加していただく」
というシステムになっています。
こうなった経緯としては、10時間以上におよぶ古くからの座学講習による知識習得方法の場合の非効率性を解消し、同時に講習日数を短縮できるという利点があったからです。
人間の頭が長時間集中を持続できないことは周知の事実です。
新しい知識を頭に入れていく上で、「各自が集中できる時間内に出来る範囲で」学習し、それを数日に分けるという形が効率的な学習方法であり、個人個人の都合にも合わせやすいという利点を取り入れられている訳です。
そういった形で「十分に事前準備が整った」受講生を受け入れることが出来た担当インストラクターは、当日のスクールでは、より現実的でより密度が濃く、且つそれを「楽しみながら」受講生の方それぞれに合ったコースを開催することができます。
そうでない場合は、受講生からみると、時間に追われ、やることが一杯あって、お尻をつつかれ、こなすことに一杯一杯で、しんどくて、おもしろくない、という状態になってしまうのです。
(インストラクターは、精一杯スケジュール日程の範囲で修了させてあげようって思うので)
ということで、自宅学習(予習)の完成度は非常に重要です。
一方、うちもそうですし他のどこも同様だと思いますが、
「コース日数は○○日間、料金は○○」と謳っているのは、自宅学習が完了した状態(既に受講する準備が整っている)状態でスタートするというのが大前提での日数であり、料金です。
準備が整っていなければ、本来のスタートは遅れます。
また、準備が整ってなければ当日のストレスが増え、大概は海の実技もスムーズには運ばなくなります。
そうなると必然的に、修了までの時間(日数)は増えることになります。
それでも、担当するインストラクターとしては、できるだけ当初の日数・費用のまま、なんとかかんとか進めようと、ケースバイケースでベストを尽くしますが、結局のところ「何かに答え、何かを実演」したりするのは受講される方本人。
出来なくちゃいけないことを、出来ないまま進めて終わることはできません。
なぜなら、ダイビングは生死に即直結する水中で行う遊びだからです。
(実際、自宅学習が完璧だったとしても、海での実技がクリヤ出来なくて、日数がオーバーするケースもあります)
日数が増えるということは、
設定日数で終われないということだから、設定料金をオーバーするということに繋がります。
繰り返しますが、「コース日数と料金は、自宅学習が完了した状態でのスタートが前提で設定されています」
まあ、そういうことは少し考えてみると当然のことだと理解いただけると思うし、一般論として頭に入れておいてもいいと思います。
重い文章になってしまいましたが、
折角高いお金を支払って当日の海へ望むのです。
予定を決めて申し込んでお金を払ったらまず、きっとみなさん「当日が楽しみ!」気分になるんだと思います。
そして「何をするんだろう?」「することが知りたい!」っていう"好奇心"が必ず産まれると思います(だって強制されて決めたんじゃなくて、やりたくて決めたんだから)。
その好奇心のうちのかなりな部分を満たしてくれるのが予習教材!って発想で考えられたら!
教材を開いてはやく中を見たくなりませんか?
ご飯食べながらでもビデオのダイビングシーンなんか観たくなりませんか?
休み時間や、電車の中でも読みたくなりませんか?