トイレの鍵付きドアノブが回らなくなったので分解・交換

B!

数日前に突然トイレのドアノブがおかしくなりました。
ドアノブが固くて回らないんです。

これが原因で、うちに子どもたちがトイレに閉じ込められて出られない事案が...

大人の力でガチャガチャ!エイヤッt
っとやればなんとかなるんですが、子供のチカラで無理。

というわけで、
おかしくなったドアノブの原因調査と交換作業に挑戦してみました。

意外と手こずったので自分への覚え書きです。
同時に、同じような問題で困ってる人の助けになれば幸いです。

固くて回らないドアノブとの格闘

まずは分解してみないとはじまりません。

ドアノブの分解方法


こういうのを分解する際は、だいたいが
「ドライバー工具を使ってネジを取り外し」
が最初の一歩です。

でも、正面からみてビス(ネジ)が見当たらないんですよね~...
(これが理由で、実はずるずると後回しにしていました)

トイレの内扉側には、レバー根もとに1箇所だけ十字ビス頭。
とりあえずそれを緩めてみたところ、レバーは簡単に外れました。

レバーを取っても他に分解のための仕掛けは見当たらず。
しばらく思い悩んだ末、
マイナスドライバーを隙間に突っ込んでみると少し浮き上がったのでそのままグリグリ。

これの化粧パネル(!?)が外れると分解できる目算がたちそうです。

側面のラッチ取付金具のビスも外します。

ここまできたら簡単に外せるかと思いきや...
ビクとも動きません。

しばらくまた思い悩んだあげく
出っぱった棒の頭を辛抱強くハンマーでたたくと!?

ようやく外れました。

最後に残ったラッチバックセット(というらしい)を

ひっぱりだして引き抜きます。

ようやく分解完了!

ドアノブレバーが回転しない理由

ドアノブのモジュールを全て外して、それぞれ動作確認をしました。

結果、鍵付きドアノブのレバーと鍵、ラッチの動きはスムーズで問題なし。

問題ありなのは、バックセットの角芯口(レバーの角軸は刺さる部分)です。
この角穴にレバー軸が入り、
レバーの回転に合せて回転する必要があります。
ところが固くて固くて動きません...

レバーの回転が硬い原因の箇所がわかりました。

モジュールパーツの品番刻印は「8ST-51」

コレ。早速注文と。

回転しないドアノブへの対処法

角穴周辺の回転機構部へ潤滑剤を注入してみることにしました。

シリコンスプレーにするか、グリス油にするかと少し悩んだ後。
無難に「KURE CRC5-56」

をダメモトでさしてみてどうなるか確認しました。

結果、スムーズに回転するようになりました。
一応油が効いている間はいけそうな感じです。

5-56は効き目が短いイメージがあります。
油切れになるとまた固くなるでしょうが、
とりあえずどれほど持つか様子見することにしました。

ドアノブ分解・交換でかかった費用

・8ST-51パーツ代1201円(amazon)

・常備潤滑油(CRC5-56)少々
・セルフ作業代

まとめ

トイレの鍵付きドアノブが回らなくなったので分解してみました。
問題箇所はバックセットの角芯口で、
その部分の回転不良が原因だとわかりました。

実は分解せずに、
ラッチの隙間からCRC5-56を吹き付ける
という横着をする寸前でした。

そんな表面的な油差しで届く場所が問題箇所ではなかったので、
結果的に横着しなくてよかったです。

それにしても、なんであんなに固くなったのでしょう??

ドアノブが固くて回らない原因が、
この8ST-51の回転不良によることだけはわかりました。
でも、なぜ固くなったのかは...正確にはわかりません。

想像になりますが、
レバーに変な荷重をかけたのか?
ぶつけるなどの衝撃をかけたのか?
鍵がかかった状態で無理やり回したりしたのか?
などなど...
(誰か知ってる人がいたら教えていただけると嬉しいです)

今後は、そのへん気をつけようと思います。

最新の記事はこちらから