大阪なんばhatchへいってきました。
目的はもちろん!
EXTREMEのライブです(^_-)-☆

EXTREME「ポルノグラフィティ」再現ライブ鑑賞

ちょっと遅れ気味の入場になってしまったので前のフロアには入れませんでした。

で、今回はPAブース直後あたりで「音聴き(?)」に専念しようと思ったんですが...
良い意味でも悪い意味でも裏切られました^^;

ライブのようす

例によって当たり前のように15分ほど遅れ気味にスタートするやいなや大盛上がり。

歓声と合唱でバンドの音が掻き消されて、しばらく周りの人の歓声と歌い声しか聞こえないとかww

今回の来日ライブは20年以上前に発売された全米No1曲を含むアルバムの再現ライブ。

エクストリームの人気を決定づけたセカンド・アルバム。大ヒット「モア・ザン・ワーズ」(全米1位)「ホール・ハーテッド」(全米4位)収録。(1990年発表) (C)RS

当然、選曲も曲順もみんな周知な訳で...
1曲目から最後の曲までず~っと合唱してる。

ヌーノもいつも以上に何度もビール飲んでご機嫌っぽい。
そして相変わらずかっこ良かった!

ライブで「アルバム完全再現!」なんて物理的に無理な訳で。
でも、2曲目のLi'l Jack Hornyでは曲の終わりのフェードイン→フェードアウトまでやってくれたり、普通ならライブでは絶対やらないだろうピアノジャス曲のWhen I First Kissed Youもきっちりヌーノのアドリブ付きでやってくれたり、期待のSong For Loveもフルで聴けたし、最近はメドレー式のチョイだし登場が殆どだった曲達も通しで聴けた!
それに一人だけ当時のメンバーから変わったドラムのケヴィンもしっかりこのアルバム向けにいい音出してくれてた。

というわけで概ね大満足なライブで行けてよかった!!
のは間違い無い。

個人的な感想やアレコレぐだぐだ

唯一の心残りは、居る場所を間違えたこと。

だいたいこれまではヌーノのギターアンプからの直音が聴こえる位置にいた気がするんだけど、今回ちょっと後ろ過ぎててアンプ直音はめっちゃこもった小さな音で混じって入ってくる感じで。
それでもPA経由の音が良ければ文句ないんだけど、これがまた最悪で...
メインスピーカの音割れ、バランス悪、コモリに加え、曲間の音量切替えミスや不必要な箇所での音量変化、エフェクトOnOffタイミングズレなんかが繰り返され、何度あのタイガースの服きてたミキサーの方へジロリと目をやったかしれない。
まあ、PA周りも観客の歓声や歌い声がデカくて聴きとり難しかったろうな~とは思うけれど、でも20年前の名盤を曲順そのままにやるんだから、せめて切り替え系くらい完璧にしろよといいたくなるような...
ヌーノも何度か怒ってたんじゃない??怒りを爆発させるように速弾きゴリゴリやってた感じが何回かした。

個人的にいうとライブで音に不快感が入ると楽しさが半減する。
なんばHatchってこんなに音悪かったけ?って思った。
(それとも自分の耳が病んでたんだろうか??)
とりあえず、今後なんばHatchにいくときは、あのPA周辺の低い天井に覆われたエリアには絶対いかない!あの低い天井エリアより前にいって聴くことを固く誓った次第です。

さて、「完全再現」という謳い文句にこれまた個人的に期待していた使用機材を「当時のもので!」というのはあっさり外れた。

ギターはN4のいつものナチュラルで、まあこれは予想通りだった(ほんとはちょっとだけN1やN2或いはN4ダークあたり期待したけど..そういえばギターにアームバーを取り付けてるヌーノみるのも久しぶりでは??)

アンプをADAのMP-1あたりで期待してたんだけど、やっぱりRandallのシグニチャー使ってた。
当然っちゃあ当然ですけどね。

一方で、音質的にはアルバムの音というか当時のLAメタル後期の感じに近づけたセッティングにしてくれたようで...
そこらへんのギャップというか相性というか、ギターサウンド的にはまとまりが良くなかったように感じました(アンプの直音が聴こえる位置だとまた違った印象だったかもしれないけど)。
あくまで個人的な主観で。
それでもソロの早いパッセージ以外のトーンではいい音だな~って何度か思った。泣きのとことか。
でも、あの音質を狙うのであればMP-1の方が...などとやっぱり思ってしまう。或いはHughes&Kettnerのやつとか。

プレイの方はちょっとアレっと思ったとこあるけど相変わらずかっこ良くまとまってたので◎!
でも、あとでネットで調べてみたら、ヌーノ左手の指の皮がめくれて相当痛そうな中プレイしていたらしく...それを考慮すると文句なし!

ソロでギターを左足に乗せて弾くシーンが前半目立ったのもそのせいかな?
あと、ギターの構え位置(高さ)自体もここ数年の低さに比べて高めに感じた。 ちょうどDecadence Danceの時代程度に。

ライブ時間はアンコールラストを終えてちょうど丸々2時間程。

貴重で大盛況なライブの中にいれて良かった!
でも、確かに貴重な経験であの当時の曲達の空気を満喫できたのだけど、やっぱり「今」のベストではないことを実感してしまった。
人も器材も成長・変化している訳で、20年以上も前の時点の「ベスト」を今味わうことは出来ない。

確かに面白い企画で貴重な体験だったけど、今回のライブの中でどの曲が一番良かったかと聞かれたら、アンコールでやってたComfortably Dumbって答える。
結局個人的にはあの曲が一番バランスとれてかっこよく感じた。

ライブのセットリスト

【セットリスト】
01.Decadence Dance
02.Li'l Jack Horny
03.When I'm President
04.Get The Funk Out
05.More Than Words
06.Money (In God We Trust)
07.It ('s A Monster)
08.Pornograffitti
09.When I First Kissed You
10.Suzi (Wants Her All Day What?)
(BUMBLE BEE)
11.He-Man Woman Hater
12.Song For Love
13.Hole Hearted
~アンコール~
14.Am I Ever Gonna Change
15.Cupid's Dead
16.Comfortably Dumb
17.Play with Me

3/8/2021追記:再現ライヴ作品情報

2016年発売のライブ作品「PORNOGRAFFITTI LIVE 25 / METAL MELTDOWN」。

◎Decadence Danceだけ1曲通してライブビデオが公開されてます!

ロック史に残る名盤は、25年後のステージでさらに輝く! 全米No.1ヒットを持つアメリカン・ハード・ロックのモンスター、エクストリーム。捨て曲なしの名盤『ポルノグラフィティ』を完全再現した25周年記念ライヴをパッケージ化! 映像版には、約100分にわたる充実のドキュメンタリーと、昔の写真満載のフォト・ギャラリーも収録!

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