DAN 酸素プロバイダーコース-緊急&応急ケア講習

現在休止中現在はDAN酸素プロバイダー講習は行っておりません。
同様な価値の講習として「PADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダー」SPコース開催できます。

DAN酸素キット画像

DAN 酸素プロバイダー(酸素の提供者の)講習

DAN酸素プロバイダー認定カード
現在休止中現在はDAN酸素プロバイダー講習は行っておりません。

同様な講習としてPADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダーSPコース開催可能

FAQ-よくある質問

酸素プロバイダーコースってどんなものですか?

このコースは初級レベルのトレーニングで、ダイバーやダイビング関係者(ダイビングボートの船長等)に、 スクーバダイビングでの障害を見分けて緊急酸素を供給する方法を教育するものです。事故ダイバーに対して、現地で救急車などが来る前や最寄の医療機関に搬送する前に、緊急酸素を供給しなければなりません。

この講習の目的は、ダイバーに潜水事故に関する教育をし、救急車などを待つ間に
酸素を使う訓練をすることです。
また、この講習では、新しくダイバーになった人に、事故を見分ける基本的な方法を紹介します。

つまり、「DAN 酸素プロバイダー」とは、
事故ダイバーに対する補助的な応急手当をして、救急車を待つ間や医療機関へ搬送する間に
酸素を供給する訓練を受けた人のことです。
このコースは以下のセクションからなっています。

コース受講者が学ぶ主なスキル

  • 知識の修得
  • 酸素供給技術の修得
    (1)人工呼吸(レスキュー呼吸)の練習
    (2)酸素供給器材の知識
    (3)事故ダイバー想定シナリオ練習
    − 自発呼吸のあるダイバー(「反応あり」と「反応なし」)
    −「自発呼吸なし」から「自発呼吸あり」になったダイバー
    −「反応なし」から「反応あり」へ変わったダイバー
    − 2名の事故ダイバー(「反応あり」と「反応なし」)
    (4)器材の習熟
    (5)器材の取り外しと組み立て
    (6)修了テストと評価
どうして「酸素」なの?
DANはスキューバダイビングの安全のために活動する国際的な非営利機関で、スキューバダイビングの安全、応急手当及び医療処置の改善に関するものについて研究および教育を推進・支援しています。
その研究の結果今日では、ダイビング中の緊急事態には事故ダイバーに対し、酸素を供給することが、減圧障害を軽減するために非常に有効であることは自明のこととされています。
(減圧障害とは、動脈ガス塞栓(AGE)と減圧症(DCI)をあわせた総称です)
酸素を与えることで事故者の体の中に溜まっていた窒素を洗い流すことが出来ます。
窒素が溜まることにより減圧症に罹った患者には”まず酸素”を与えることが必要。

その際は市販の酸素よりもなるべく濃度の濃い酸素を少なくとも20分以上与えることが望ましい。こうした中で、DANが「潜水事故における酸素供給法」講習を各ダイビング指導団体経由で実施する経緯となりました。

※減圧障害の応急処置として最善の方法であるDAN酸素供給法は、CPRや応急処置とともにダイバーにとって必携の技術です。
一方で、日本国内においては酸素は医薬品として扱われていて、薬事法により医師のみが投与できる、とし誰もが簡単に取り扱えるものとされていません。
DAN酸素プロバイダーは、国際的には認知された認定であり世界で通用するのですが、日本国内においては、 医療専門家が周りにいない状況下での緊急対処法として、救急車を待つ間や医療機関へ搬送する間に酸素を供給する知識と技術を持った人ということになります。

身内の方が酸素を必要としている状況で、緊急酸素があるのに周りに医師がいない場合!あなたならどうしますか?

誰が受けられるのですか?
このコースに参加するには12歳以上が好ましく、ジュニアダイバー資格を持っている場合は大人のバディーと一緒に参加するよう勧めています。
また、受講前に、国際的に認められている機関(EFR等のこと。日本赤十字等国内機関のものは認可されていないので注意!) でのCPR(心肺蘇生法)のトレーニングを受けていることが必要です。(先にEFR1次ケアを受講しましょう。同日開催も可能です。)
(ただし、医師・歯科医師・救急救命士・看護士資格保有者を除きます)

efr画像

時間はどのくらいかかるんですか?
知識に関すること=2時間
実技に関すること=1時間 です。
(参加者数や酸素供給器材の数などによって前後します)
テストはあるの?
あります。簡単な確認問題を75点以上取るとOKです。
※PADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダーコースではテストはありません。
必要な教材と料金は?

次のとおりです。

必要教材(2020年5月25日現在)

  • 潜水事故における酸素供給法受講生ワークブックセット
  • 講習料
  • 申請料

    【PADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダーコースの場合】
  • エマージェンシー・オキシジェン・プロバイダー・セット¥5253円
  • EFR修了カード申請料¥5698円
  • 講習料¥8000円※更新者は¥5000円
    コース基本料金表
どうすれば取得できるの?

次のとおりです。

受講までの手順

  • まずはお申し込みです。
  • 予約状況確認後、スパダイブより正式受付連絡(メール、電話、FAX等)
    いたしますのでしばらくお待ちください。
  • スパダイブからの連絡内容をもとにコース料金の入金(振込み・直接入金等)→予約完了です。
  • テキスト等の資料をお手元宛に送付(または直接手渡し)いたします。
  • 必要書類に記入いただきます。
  • マニュアルで自宅学習し、全章のナリッジリビュー(書き込み用紙)を完成させてください。
  • ご来店時、ナリッジリビューと4×3cmのカラー写真3枚他書類を提出いただきます。
  • クラスルームでビデオを見ながら実演演習を行い、最後に確認問題を75%以上正解いただきます。
  • 全ての講習を終えたらEFR申請用紙へ必要項目を記入いただきます。
  • 仮の認定書をその場で手渡しいたします(認定式)
    ・・・(正式なカードが出来るまではこの仮カードが世界で通用します)
  • 2〜3週間後、正式なカード完成。

スパダイブでは以下のコースメニューを用意しております。
コース名をクリックして、詳細内容のページをご覧下さい。

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